駿河ふぶき

ご家庭のお料理であらゆる場面で登場するかつお節。市販されているかつお節はパック包装され容量も様々です。利用する際何グラム使うのが適当なのか悩まれる方も。また使いきれない場合、かつお節の香りや質を落とさず次回もおいしく食べるための保存方法などお伝えしていきます。

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目次

①かつお節パックのサイズや容量

②かつお節の保存方法

③かつお節のおすすめの使い方

①かつお節パックのサイズや容量

かつお節の容量も現在では多様なサイズがあるのをご存じでしょうか。お一人使い切りサイズから、ご家族分けていただく大容量サイズなど家族構成や料理され利内容によっても使用する量は変わってきます。

スーパー、店舗、オンラインショップなどでお目にかかるかつお節はパック包装されたものが多いかと思います。様々なメーカーが自社工場や委託先などで製造をし、店頭に並んでおります。かつお節の名産地、静岡県焼津市にあります株式会社新丸正(しんまるしょう)のブランド「堅魚屋(かたうおや)」では、かつおを仕入れ、かつおの節から削り節、だしパックを自社で製造、販売をしております。そのほかかつお節に関する多様な商品を取り扱っております。そのかつお節屋が今回かつお節の種類やパック使い分けなどをご紹介します。。

かつおぶしの種類

かつおぶしには大きく分けるとトッピング向けと出汁向けのかつお節(削り節)がございます。トッピング向けは削りのサイズが小さく、出汁向けは削りのサイズが薄く大きい特徴があります。トッピング向けは食感や香りを楽しむのに対し、出汁向けは出汁が良く出やすくなるような削り方をしているため違いが生まれます。

一人当たりの使用量

かつお節の使用量は、一人当たり平均1.5~2g前後になります。トッピングがメインあれば、ひとつまみで1g程度になりますので、いくつかのお料理にご使用いただくと1.5g~2gの使用が可能です。

少量・小袋サイズ

少量タイプは1~2gの小袋サイズが主流で、お一人でも一回のお食事で使い切れる量となっています。ひややっこ、おひたし、ふりかけ、サラダ、味噌汁など使用用途は1回のお食事で使い切れるほど使い勝手も良し。おひたしであれば1~2つまみ程度。ふりかけであれば1~2gをお好みで、サラダなどは2g使い切りでちょうどよいかと思います。

葵風花(あおいかざはな) 2g×5パック入り

葵風花

葵風花は一本釣りをしたかつおを血合い抜きし、3度以上カビ付けを重ねたかつお節を極薄に削った削り節です。血合い抜きをすることで魚臭さをなくし、カビ付けした節は香りと旨みが豊かになります。また薄く削ったかつお節は口の中でとろけるようなふわふわとした食感は、従来のかつお節とは一線を画します。

5パック入り小袋タイプで、1パックあたり2gのかつお節が入っております。薄く削っているため容量以上に実際に見たときに多く感じるかもしれませんが、削り節1枚1枚が薄く軽いためいつもより多めにかけても良いでしょう。

風味、香りづけなどであればサラダに1袋使い切りでもちょうどよく、お一人でも2~3人で食べるとなったときでも多すぎることもも少なすぎることもありませんし、かつおの身のみ使用していますので、素材の栄養をそのまま取れます。

お好み焼きやたこ焼きにかけたい場合には、多めにかけていただくと香りがよく引き立ちますのでぜひやってみてください。

中量サイズのかつお節パック

中量サイズのかつお節パックは4~5gのものが多く、お一人で使い切るには少々量が多いため、いくつかの料理に使い分けていただくか、ご家族や仲間と数名で分け合っていただく量となります。

たこ焼き

ご家庭でお好み焼きやたこ焼きパーティーなどやる場合などは中袋タイプをご利用いただき使うと便利です。焼き料理にかつお節をかけると、みなさん見たことあるように鰹節が踊りだし、芳醇な香りを出します。おいしくいただくため、表面を覆うくらいかけていただき、ソース、マヨネーズなどと一緒に食べましょう。

駿河ふぶき(4g×5パック入り)

駿河ふぶき

駿河ふぶきは、本枯節を使用した堅魚屋看板商品のかつお節。全国水産加工たべもの展におきまして「農林水産大臣賞」を受賞し、削り節の技術、伝統、味、香りなどをご評価いただきました。

駿河ふぶき

香り、食感、風味が最大限活かすためのオリジナルの削り方をしているのが特徴。一口含んでいただければ、鼻に通る香り、噛んだ後に舌で感じる旨みなどほかおかつお節との違いを感じられます。

大袋タイプ

大袋タイプは、小分けになっておらず大きな袋に削り節が入っています。業務用などでも用いられるサイズもありますし、削り節を一度に多くの量を使う場合に便利です。

駿河ふぶき80g大入りタイプ

駿河ふぶき

80gの大入りタイプの駿河ふぶき。大入りだからたくさん使いたいときはピッタリ!ジッパー付きですので、保管するにも便利です。風味を落とさないためにも開封後は空気を抜いて、冷凍または冷蔵保存しましょう。

②かつお節の保存方法

使い切れず次回以降に再度使用する場合は、風味や香りを逃がしてしまわぬよう適切な保管をしましょう。

削り節のパックなどがパンパンの状態になっている理由はご存じでしょうか。酸化を防ぐため窒素充填をしているためです。開封後、クリップで止めたり、輪ゴムで止める方もいらっしゃる方が多いかと思いますが、湿気、水分を含んだり、空気に接してしまうと削り節の質が落ちてしまいます。

削り節はもともと水分が少ないため、冷凍保存をすると長期保管が可能です。。まずはフリーザーパックを用意しましょう。削り節を入れしっかりと空気を抜きます。これを行うだけで半年ほど美味しい状態で食べることができます。

※霜がつきすぎるような冷凍庫内は避けましょう。

また開封後短期間で使う予定がある場合には、フリーザーパック封入後冷蔵庫保管でも構いません。

屋外等で冷蔵・冷凍保管が出来ない場合には、陽の当らない湿気の少ない場所にジップし、タッパーなどで保管を推奨します。

また、枯節の削り節と荒節の削り節で劣化の進行速度も異なります。枯節はカビ付けをしており表面に新たなカビなどがつきづらいですが、荒節は表面にカビ付けをしていないため、湿気の高いところ、空気に触れるところではカビが生えやすくなります。カビが生えるからといって枯節になるわけではありませんので、カビが生えてしまった場合には、廃棄をするようにしてください。

かつお節は香り、食感、旨みが特徴的な食材です。1食を常においしくいただくために適切な保管を心掛けていきましょう。

③かつお節のおすすめの使い方

かつお節のおすすめの使い方や食べ方などをご紹介します。

シンプルだけどおいしい「かつお節たまごかけごはん」

駿河ふぶき 卵かけごはん

温かいごはんを茶碗に盛り中心に少し窪みをつくります。たまごを黄身と白身にわけ、黄身をごはんの窪みに入れます。黄身のまわりのスペースにかつお節をごはんが隠れるまで入れ、味付けにだし醤油をかけていただきましょう。だしの効いたお醤油はかつお節との相性も良く、旨みをより感じられます。

食感をより感じたい方は、駿河ふぶきのような厚みのある削り節、黄身のまろやかさとうまく調和させたい場合は葵風花のような細かなふわふわな削りがおすすめです。

出汁と削り節でより出汁を感じるうどん

葵風花 うどん

かつお節、昆布でとっただし汁に、薄口しょうゆ、みりんを合わせスープを作り、うどんを茹でます。だしを取ったスープでうどんを茹でることで、うどんにもだしのうまさが染み込みます。

青ネギとかまぼこを添え、追いかつお節がおすすめ。出汁に合わせることで香りが立ち、削り節からの出汁も出ます。うどん、ネギ、かつお節を絡ませて食べれば、最高の風味が口に広がります。簡単だけどおいしい。このような一杯はいかがでしょうか。

少し入れるだけで味が大きく変わり日本食文化には欠かせないかつお節。開封後も引き続き美味しく食べれられるよう、保存方法はチェックしておきましょう!

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