1年を通りにギフトや贈答品などを贈る機会がたくさんあります。贈る内容、包み方、作法など悩まれる方が多いかと思います。また贈り先に合わせたギフトもございますので、ご覧ください。

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目次

①お中元とは

 お中元の起源

 お中元を贈る時期

②お歳暮とは

 お歳暮の起源

 お歳暮を贈る時期

③熨斗

④ギフト、贈答イベント

⑤慶事、弔事、その他祝い事に沿う贈答品

①お中元とは

お中元は、日本の伝統的な文化の一つで、上半期もしくは常々お世話になっている方、ご縁のある方などに贈答品を渡すことで御礼をするといった習慣です。個人間、企業間でもその風習は現在も残っております。

ギフト 贈答品

お中元の由来

諸説はございますが、中国の道教の祭日である「中元節」が有力的な由来とされています。

道教は、中国の三大宗教の一つで、神仙思想や道家思想を基にした民族的な宗教です。教祖は老子で、道家の教義を主要な教義としていますが、他の思想や神話とも融合しています

中元は三元のひとつで、上元・中元・下元とわかれ、そのなかでも中元は「地官大帝」の誕生日とされています。地官大帝は、人の様々な罪を許してくれるといったところから、贖罪(食材)のために行事が行われたということです。

この道教の教えに加え、仏教の「盂蘭盆(うらぼん)」の影響を受け、お中元の風習になっていきました。盂蘭盆とは現在もあるご先祖様の霊を家に迎え供養する行事です。こういった習わしがお中元という形で残されています。

ギフト お中元

お中元を贈る時期

お中元を贈る時期は時代、地域によって少し変わってきます。

・時期

日本では一般的には7月初旬から8月中旬ころを目安に贈答するタイミングといわれています。したがって6月中旬頃から贈り先、贈答品をまとめはじめ7月中旬頃には購入から発送・お渡しなど始まります。

近年では、その時期が少しずつ早まっている傾向があります。ギフトの種類も増え、品薄になる前や、早めに動いてスムーズに到着させたいなどいくつかの理由が挙げられると思います。時間的余裕を持った行動も心掛けたほうが良いかもしれません。直前に手配を進めてもお店側もお中元シーズンは繁忙期となりすべてを対応しきれるとは限りませんのでご注意ください。

・地域性

贈り先がお住いの地域によってもお中元の時期が変わっています。地域によって細かく分かれているのでご参考にしてください。目安になりますので、必ずここまでということはありませんが、贈るとなった場合は時期の確認をしておいたほうが良いでしょう。

①北海道地域

贈る時期は7月中旬から8月中旬頃になります。道内であればある程度余裕があるかもしれませんが、道外から贈る場合は到着までの時間を考慮し早めに動き出すことをおすすめします。

②東北~関東地域

贈る時期は7月上旬~7月中旬ころになります。ほかの地域に比べ期間が短いのが特徴的です。必ずしもここまでにということはありませんが、6月の早いうちに送り先、商品など決めておくことが良いでしょう。

③北陸地域

7月初旬~7月中旬の地域、7月中旬~8月中旬の地域で分かれています。金沢の一部で7月初旬~中旬の地域がありますが、エリアが定まっているわけではありませんので、お調べになってから贈るほうが良いでしょう。

④東海・関西・中国・四国地域

7月中旬~8月中旬ころになります。北海道同様の期間となります。

⑤九州地域

8月初旬から中旬ころになります。8月に入ってからがお中元シーズンとなりますので、ほかの地域からは2週間から1か月ほどずれ込みますので、贈り先の地域をチェックしておくといいでしょう。

沖縄地域

沖縄では旧暦の7月15日までに贈ることが主流だそうです。沖縄では行事ごとは旧暦を用いていることが多いためというのが理由です。年によって日付が変わりますので、毎年調べる必要があります。

このように地域によって違いがありますので、贈る相手を早めに決め、時期をお住まいの地域ごとに変えるような方法が必要かもしれません。

先述した通り、贈る時期は目安となりますので厳格化する必要はありませんが、慣例に従って贈ることができれば問題ございません。

②お歳暮とは

お歳暮もお中元同様に日本に根付く文化のひとつです。個人間、企業間ともに現在も行われています。

お歳暮の起源

お歳暮は今年1年お世話になった人に向けて贈る贈答品となります。御礼・感謝と今後ともよろしくお願いいたします。といった気持ちも込めたものでもあります。

もともと「歳暮(せいぼ・さいぼ)」とは「歳末」や「年の暮れ」のことを指します。

起源としてはひとつは、「歳暮回り」というお世話になった人たちに感謝する年中行事が多く、このときに贈り物された贈答品が「お歳暮」と呼ばれ現在の監修に根付いている説があります。

お歳暮を贈る時期

お歳暮はお中元に比べて時期・地域性が異なることが少なく、全国的に同時期となります。

・贈る時期

基本的には12月初旬からがお歳暮のシーズンといえます。百貨店、店舗などでは予約販売開始が9月~10月にはスタートします。

・地域性

①関東地域

12月1日~12月20日頃と言われております。11月頃に準備を始め、早いうちに手配する傾向にあります。

②沖縄地域

12月初旬~12月25日頃といわれております。関東に類似した期間ですが年末近くまでお歳暮の習慣がある地域があります。

③その他の地域

12月10日から20日頃といわれております。期間が10日ほどと短期間である傾向があります。

お歳暮は時期の差が少なく、年末は忙しくなる傾向から12月中旬ころまでに到着するのが望ましいです。ただ近年の傾向では、11月下旬に贈答品を到着するケースも増加しており、時間に余裕をもって行動する傾向があります。

③熨斗

ギフト のし 熨斗

日本の慣習として、「熨斗(のし)」があります。

熨斗とは、熨斗紙の右上にある小さな飾りを指します。これは鮑(あわび)を薄くのして干した「熨斗鮑」のことで、生ものの象徴でした。

昔は「贈り物=神仏へのお供え物」という考えがあったため、贈答品に熨斗鮑をつけ、「お供え物として生ものを添えました」という意味を表していました。

熨斗鮑は熨斗紙に熨斗鮑の飾りを装飾していましたが、現在は簡略化され水引き(紐部分)、熨斗鮑が印刷された熨斗紙が主流となりました。お中元・お歳暮のほか行事・お祝い事での贈答品においては、熨斗紙をつけて贈ることがマナーとなっております。

熨斗にはデザインにはいくつかあり、用途に応じて使い分ける必要があります。下記に水引きの種類をまとめた表があります。大きく慶事、弔事で分かれており、結び方に違いがあります。

まず慶事(けいじ)とは、「お祝い事・めでたいこと」を指します。先に紹介したお中元、お歳暮のほか、お祝い事全般、出産祝い、見舞い、御礼、結婚など含まれます。またその祝う内容に応じ、結び目が変わります。色は祝い事では慣例的な紅白を用います。

蝶結びは何度も結びなおせる、祝い事が何度あっても喜ばしいといった意味合いを持ちます。繰り返し幸せを感じられることを結び目で表しています。

固結びは、「固く解けない」ことを祈願する意味合いを持ちます。

あわじ結びは神事、仏事の吉凶すべての基本において最高位の結びとされています。関西と関東で使い方が異なるので、使用の際は確認が必要です。

また水引きの本数の違いは、5本のパターンが一般的な水引きです。7本は格式が高い場合などに用いられます。親族、交友関係など踏まえ使い分けしてください。

続いて弔事は、ご霊前、ご香典で使用され、繰り返したくないという意味合いから結び切りと呼ばれる結び方をします。色は基本黒白が多いですが、黄白のものもございます。

慶事、弔事ともにかしこまる場面が多いため、熨斗を使う際はマナー等注意を払い選定してください。

④ギフト・贈答イベント

日本にはお中元、お歳暮以外にも贈答イベントが多数あります。

母の日

5月の第2日曜日が「母の日」となります。

もともと母の日の発祥はアメリカで、日本では現在のように5月の第2日曜日になったのは1947年で、それまでは3月6日でした。1931年に『大日本連合婦人会』が設立されたことを機に、当時の皇后の誕生日である3月6日が母の日とされたためです。

母の日にはカーネーション、旅行、装飾品、食事、料理アイテムなど様々なものがギフトとして選ばれます。同居かそうでない場合によってプレゼントの方法も変わってくると思います。

父の日

6月第3日曜日が「父の日」となります。

父の日も発祥はアメリカで、1900年代初頭に父の日が6月第3日曜日に開催され、徐々に世界へ広まりました。日本ではアメリカの父の日のキャンペーンに感銘を受けて1981年に結成された、一般社団法人日本メンズファッション協会が母体の団体です。

父の日は、母の日に比べ歴史が浅いですが母父ともにお祝い事があることは、喜ばしいことですね。

敬老の日

敬老の日は9月第3月曜日(祝日)となります。

敬老の日は、当初9月15日が制定日となっておりました。これは、1947年9月15日に兵庫県多可郡野間谷村(現・多可町)で行われた「敬老会」を開催したことがきっかけです。これが全国的に広がり、老人福祉法の制定に伴って「老人の日」と名称変更され、1966年の9月15日が国民の祝日「敬老の日」と正式に制定されました。

その後、祝日法改正(俗にいうハッピーマンデー法)によって、2003年から「敬老の日」が9月第3月曜日に変更。老人福祉法の改定によって9月15日は「老人の日」、9月15日~21日は「老人週間」となりました。

祖父母、親族、お世話になっている方など、身近にいらっしゃる人たちへ敬老の日をきっかけに御礼や感謝を伝える良い機会かと思います。

勤労感謝の日

勤労感謝の日は、毎年11月23日で祝日となります。

戦前は、「新嘗祭(にいなめさい)」という祭日でその年の収穫物に感謝し、翌年の豊作を神様に祈る行事です。

戦後、GHQから祝祭日の国家神道を払拭するよう違う名前にするようにいわれたことから、1948年(昭和23年)に祝日法によって「勤労感謝の日」と定められました。

勤労感謝は、法律にも定められておりますが「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨しています。

大きな贈答イベントとしては上記となりますが、成人の日、暑中見舞い、残暑見舞いなどほかにも多くの行事がございます。行事ごとに

⑤慶事、弔事、祝い事に沿う贈答品

贈答品の選別は皆さま苦労されると思います。菓子折り、嗜好品、生活用品など多種あります。

慶事、弔事、祝い事に贈答品として使えるものが、堅魚屋(かたうおや)の商品です。

堅魚屋(株式会社新丸正)は、静岡県焼津市に構えるかつお節製造メーカーです。かつおの節、削り節、だしパック、めんつゆ、加工品まで幅広く製造しております。

HACCPを取得しており、かつお節、削り節、だしパックにおいて、厳密な輸出基準をクリアしております。

株式会社新丸正のブランドとして「堅魚屋」をもち、インターネットショッピング、店舗運営をしております。

かつお節、削り節などは縁起物、贈答品として重宝されており、あらゆる場面でご利用いただけます。

堅魚屋の贈答品向けギフトを数点ご紹介します。

※熨斗、記名などは無料となります。

駿河ふぶきギフト(48パック入り)

駿河ふぶき
駿河ふぶき

駿河ふぶきは、『農林水産大臣賞』を受賞しました。その駿河ふぶきを贈答品でご用意しております。1パック4gの削り節が48パック入り。香り、くち溶け、味すべてが一級品。かつお節は縁起物として、結婚式、お祝いに古くから使われております。

保存期間も長い商品となりますし、弔事の際にも当たり障りのないものとなり、返礼品としてご利用される方も多くいらっしゃいます。

一番だし本枯節と昆布のだしパックと鰹だしパックのギフト

一番だし ギフト

・一番だし本枯節と昆布のだしパック 12g×15包(青パッケージ)

自社で製造した本枯節を厚めに削り、北海道産利尻昆布と合わせました。
鰹節と昆布のみのだしで、それ以外は何も加えておりません。
どこか昔懐かしいホッと落ち着く、芳醇な香りと濃厚なだしが取れますのでお料理の奥行きが広がります。

一番だし本枯節と昆布のだしパック だし汁

・一番だし鰹だしパック 8g×30包(赤×白パッケージ)

製法を変えた2種類の鰹荒節をベースに、
甘味とコクの鯖節、香ばしく焼き上げたあご煮干(飛魚)、利尻昆布、
瀬戸内製造いりこなどを加えて深みのあるだしに仕上げております。

一番だしパック 鰹

本格的なお出しを取ることができるだしパックを贈答品でお渡しするのも◎。

特にお料理好きの方にはピッタリです。

贅沢だし茶漬け6個ギフト

鰹節をベースに昆布、焼きあご、さば節をブレンドした特製だし茶漬け。

国産の「うなぎ」、「金目鯛」、「ほたて」が各種ごろッと。お湯をかければ、魚介類の香りとだしの香りが広がり、ちょっと贅沢したいときに贅沢なお茶漬けを。

贅沢だし茶漬け

3種2袋入り、計6袋が入り。箱は黒で冠婚葬祭にもご利用しやすい色合いです。

熨斗、名入れ、包装等もショッピングサイト上で可能です。

贈答品、ギフトは地域ごと、イベントごとに行われています。互いに支え合い、お世話になっているからこそ言葉だけでなく自然とおいしいものを食べてほしい、気持ちだけでも伝わってほしいという想いがあるのだと思います。

初めて