みそ汁 レシピ

日本の食卓に欠かすことのできない鰹節の風味豊かな味噌汁。時間が無くてもすぐできる簡単で美味しいレシピや材料に合わせただし汁の作り方も!こだわりのかつお節をたっぷり使い出汁を取る、鰹節屋公式のレシピも!

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①味噌汁の基本

・味噌汁の健康効果

・味噌と出汁の種類

②定番の味噌汁の作り方

・基本のだしの取り方

・豆腐とわかめの味噌汁

・人気の味噌汁の具ベスト10

③味噌汁のアレンジレシピ

・味噌おじやリゾット風

・味噌豆乳クリームパスタ

④毎日味噌汁を飲むメリットとは

①味噌汁の基本

日本では鎌倉時代から食べられていたとされる味噌汁。当時はたんぱく質が豊富な栄養食として武将などが食していましたが、江戸時代には庶民にも普及し具材もどんどん進化していきました。その後も味噌汁は絶えず進化を続けていますが、一方で基本的な作り方は江戸時代から変わっていません。ここでは日本人の食生活に定着し、長年愛され続けている味噌汁を改めて学んでいきます。

みそ汁 レシピ

味噌汁の健康効果

味噌汁はなんとなく体によさそうだから毎日飲んでいる、という方も多いのではないでしょうか。実際に大豆から作られた味噌はたんぱく質が豊富で、さらに発酵によりアミノ酸の量が格段にアップすることでさまざまな健康効果が期待できます。大豆にはコレステロールの上昇を抑える作用があり、生活習慣病の予防に役立ちます。アミノ酸は筋肉の強化、脂肪の燃焼、安眠効果などが期待できると言われています。また、具材に野菜を使うことで栄養バランスがよく、カロリーも控えられるためダイエットにも最適です。

味噌と出汁の種類

味噌汁を作るうえで欠かせない、味噌と出汁には実に多くの種類が存在します。その組み合わせ次第で味噌汁の風味が大きく変わりますので、具材や好みに合わせて使い分けるのもいいですね。

・味噌

大豆を主な原料として麹菌で発酵させて作る味噌ですが、地域により手に入りやすい原料を使用するようになり日本各地で特徴のある味噌が誕生しました。現在一般的に市販されている味噌は米麴を使用した「米味噌」です。全国的に幅広く使われていますが、地域ごとに甘口、辛口などの特徴があります。他に九州地方で一般的に使われる、麦麴を使用した「麦味噌」。愛知県などの中京地方には豆麹を使った「豆味噌」があり、代表的なものが八丁味噌です。さらに数種類の味噌を混ぜた合わせ味噌があり、それぞれ風味が異なります。

・出汁

出汁を使わずに作った味噌汁は味噌の塩味が強調され角のある味になります。味をまろやかにし、うま味を加えるだし汁は味噌汁のベースとなる非常に重要な存在です。和食では主に鰹などの魚の節、昆布、煮干し、干し椎茸のだし汁が一般的で、1種類で使うだけでなく複数のだしを混ぜて合わせだしとして使います。それぞれの出汁に特徴があり、選び方で仕上がりが変わりますので料理に合わせて出汁の種類を変えるのがおすすめです。鰹の一番だしはお吸い物などに、二番だしは昆布などと合わせて麺のつゆや煮物に。昆布は鍋物や煮物に合います。味噌汁には煮干しや合わせだしがおすすめです。

一番だしパック 鰹

②定番の味噌汁の作り方

毎日味噌汁を作っていてもだしから取っているという方は少ないかもしれませんね。インスタントの味噌汁やだしの素を使って作るのも手軽でよいですが、しっかりとだしから取って作った味噌汁は風味とうまみが違います。基本的な作り方と定番の具材を紹介しますので、おさらいしてみましょう。

基本のだしの取り方

出汁は複数のだしの素材を組み合わせることでうま味の相乗効果により、深みとコクが増します。味噌汁のような濃い味付けの料理にはしっかりと濃いめに取った合わせだしがよく合います。ここでは味噌汁に最適な合わせだしを取る方法とポイントを紹介します。

・昆布と鰹節の合わせだし

鍋に水1,000mlと昆布10gを入れて中火で加熱し、沸騰直前で昆布を取り出します。ひと煮立ちさせてから、かつお節20gを入れ1〜2分おいてから濾してかつお節を取り除きます。

※ねばりが出るので昆布を入れたまま沸騰させないようにしてください。

※取り出した昆布と鰹節は二番だしを取ったり、料理の食材として使ってください。

※煮干しを加えるのもおすすめです。水から入れて10分ほど煮て取り出してください。

鰹節、煮干し、昆布、干し椎茸をバランスよく配合した合わせだしです。出し殻を濾す手間の無い便利なだしパックは味噌汁に最適です。

合わせだしパック(7g×25P) (katauoya.com)

合わせだしパック

どんな料理にも合うように鰹節、煮干、昆布、椎茸などバランスよくブレンドしています。煮物、お茶漬け、うどんつゆのベースなど、アレンジは自由自在です。

合わせだしパック 中身

豆腐とわかめの味噌汁

最もオーソドックスな具材と言える豆腐とわかめの味噌汁のレシピです。基本とコツをしっかりと押さえて毎日の味噌汁づくりに取り入れてください。

材料(2人分)

・だし汁 400ml

・豆腐 1/4丁

・乾燥わかめ 小さじ1

・味噌 大さじ2

・長ねぎ 適量

作り方

①鍋にだし汁を入れて火にかけ、ひと口大の角切りにした豆腐を入れる。

②煮立ってきたら乾燥わかめを入れ、味噌を溶かす。

③火を止めて小口切りにした長ねぎを入れる。

※味噌を入れたあとは煮立たせないようにしてください。

※味噌の種類によって塩分が異なりますので味を見ながら量を加減してください。

人気の味噌汁の具ベスト10

味噌汁の具は和風のものに限らず、あらゆる具材を合わせることができます。シンプルな材料から具だくさんの食べる味噌汁まで、自由に組み合わせることができるので具材選びに困ることは無いでしょう。ここでは人気の定番具材を10種ピックアップしました。

1.豆腐

2.わかめ

3.油揚げ

4.長ねぎ

5.大根

6.じゃがいも

7.なめこ

8.しじみ

9.たまご

10.玉ねぎ

馴染み深い具材ばかりだと思いますが、組み合わせ次第で何通りも楽しめますね。さらに出汁と味噌の組み合わせを変えれば同じ具材でも飽きることはないでしょう。

味噌汁にぴったりの濃い出汁が取れる削り節です。

だしせん80g (katauoya.com)

だしせん

「だし専用削り節」だから「だしせん」です。

厚削りより少し薄い中厚削りにすることで、10分程度の短い時間でよくだしが出るようになっています。
バランスの良いだしの定番かつお節に、甘みのあるさば節、コクが出る宗田かつお節の3種類をブレンドしています。
普段のみそ汁もワンランク上の仕上がりに!

だしせん

【試してみました!】

厚削りでコクのあるだし汁が取れる「だしせん」を使って味噌汁を作ってみました!パッケージに記載された通りたっぷりの量を使い(お湯200mlあたりだしせん10g)10分ほど煮出します。だしを取るのはもちろんですが、そのまま食べてもとても美味しい!マヨネーズと七味唐辛子でたべるとおつまみにもなりそうです。できあがっただし汁は濃厚な風味で、味噌の量を少なめにしてもしっかりとうま味を感じる満足のいく一品となりました。今回は大根やきのこを具材にしましたが、どんな具材にも合うと思います。煮物にも最適だと感じました。

③味噌汁のアレンジレシピ

味噌汁を作り過ぎて残ってしまった場合、残り物の味噌汁をいろいろな料理にリメイクすることができます。フードロスの削減にもつながりますので捨てずに活用しましょう。ただし、味噌汁は常温では日持ちしませんのですぐに食べない場合は冷蔵庫で保存し、3日以内に消費してください。

味噌おじやリゾット風

味噌汁のリメイクレシピと言えば雑炊やおじやを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。手軽で美味しいだけでなく消化も良いおじやをリゾット風にアレンジしました。

材料(1人分)

・味噌汁 200ml

・ごはん ご飯茶碗に軽く1杯分

・ピザ用チーズ 適量

・粗挽きこしょう 適量

・オリーブオイル 少々

作り方

①鍋に味噌汁とごはんを入れ弱火で時々混ぜながら加熱する。

②汁気が無くなったらチーズを加え混ぜる。

③器に盛り、粗挽きこしょう、オリーブオイルをふりかける。

※残った味噌汁の量に合わせてご飯の量を調整してください。

※味が薄い場合は塩を加えたり、濃い場合は水または牛乳を足して調整してください。

味噌豆乳クリームパスタ

味噌と豆乳はどちらも大豆が原料ですので相性は抜群です。コクのあるクリームパスタが簡単にできあがります。

材料(1人分)

・味噌汁 200ml

・豆乳 200ml

・スパゲティ 100g

・しめじ 適量

・ベーコン 適量

・塩 適量

・粗挽きこしょう 適量

・バター 適量

作り方

①スパゲティはパッケージに表示された時間より1〜2分短く茹でておく。

②鍋にバターを入れ、弱火でしめじ、1㎝幅にカットしたベーコンを炒める。

③火が通ったら、①のスパゲティ、味噌汁、豆乳を加え煮込む。

④煮詰まってきたら塩、粗挽きこしょうで味を整える。

※味噌汁は野菜やあさり、しじみを具材にしたものがおすすめです。

※パスタを入れずに作ればクリームスープになります。

④毎日味噌汁を飲むメリットとは

味噌汁には健康効果やメリットがたくさんあります。味噌に含まれるたんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの豊富な栄養素を摂取でき、具材に野菜やたまごを使うことで栄養バランスに優れたダイエットメニューにもなります。だしをきかせることで調味料を控えられるので塩分の摂り過ぎを気にしている方にもおすすめです。自由にアレンジができるため、子供からお年寄りまで飽きることなく食べられます。

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