かつおや昆布などの出汁の風味とまろやかさが魅力の万能調味料、だし入りポン酢。ぽん酢醤油とも呼ばれ、さまざまな料理に合う使い勝手の良さが魅力です。手軽にできる一品メニューの作り方も!
目次
①ポン酢とは
しゃぶしゃぶなどの鍋物に欠かせないぽん酢ですが、ポン酢について知っていることは意外と少ないかもしれませんね。そもそも、ポン酢とはかぼすや柚子、スダチなどの柑橘類の果汁のことを指します。市販の商品には酢や出汁、調味料を加えたものがあり、醤油と併せたものが「ぽん酢醤油」です。一般的に、ぽん酢醤油もひとまとめにして「ポン酢」と呼ばれています。ここではぽん酢の歴史と、ポン酢の基本を紹介します。
ポン酢の歴史
ポン酢の語源はオランダ語で柑橘類の果汁を意味する「ポンス」が由来と言われています。江戸時代にオランダから長崎に伝わってきたとされる「ポンス」は当初、カクテルの材料として使用されていました。その後、九州地方の料理店で調味料として普及するようになります。それを商品化するにあたり、保存性を高める目的で酢を混ぜるようになったことから「ポン酢」という名称になったと言われています。
自家製ぽん酢醤油の作り方
ポン酢はいつもお店で購入しているという方も多いのではないでしょうか。実は家庭でも意外と簡単に作ることができるんです。自分好みのだしのきいたぽん酢醤油を使えば、いつもの鍋物も一味違うものになりますよ。
材料
・柑橘系の果汁 150ml
・酢 50ml
・醤油 200ml
・みりん 大さじ2
・昆布 10g
・かつお節 10g
作り方
①鍋に醤油とみりんを入れてひと煮立ちさせ、冷ます。
②清潔な蓋付きの容器に①と他の材料を全て入れ、冷蔵庫でひと晩以上おく。
③昆布、かつお節を取り除く。
※果汁は柚子、スダチ、かぼす、橙、シークワーサー、レモンなど好みで選んでください。
※冷蔵庫で1ヶ月ほど保存できます。
※昆布は時間がたつと粘りが出て風味が落ちるため、2日以上入れたままにしないでください。
※酢は純米酒、純リンゴ酢などがおすすめです。
かつお節の入っただし醤油の素を使えば、本格的な味わいのぽん酢醤油が手軽に作れます。
醤油を瓶の中に注ぐだけでだし醤油のできあがり。
鮮度が良く、脂肪分も鰹節に最適な原魚のみを厳選し、弊社独自の製法により作られた鰹荒節を瓶の中に閉じ込めました。
脱酸素材を取り出し、醤油や酒、お酢などの調味料を注げば、鰹節からだしがジワジワと出てきます。
材料は2つ!ぽん酢醤油の代用レシピ
すぐにぽん酢醤油を使いたい、果汁が無い、そんなときでも家にあるもので簡単に作れる、ぽん酢醤油の代用になるレシピです。
材料
・めんつゆ 200ml
・酢 100ml
作り方
①めんつゆと酢を混ぜ合わせる。
②清潔な容器に入れる
※冷蔵庫で1ヶ月ほど保存が可能です。
※好みやめんつゆの種類によって分量を加減してください。
※昆布やかつお節があれば、加えるとより美味しくなります。
※甘めにしたい場合はみりんを加えてください。
②ぽん酢醤油を使ったレシピ
家庭に常備されていることの多いぽん酢醤油ですが、鍋物にしか使用しない、いつも使い切れなくて残ってしまうという方も多いのでは?ぽん酢醤油は醤油の代わりに使うことができ、普段の料理をさっぱりと食べたいときにも最適です。
なすと鶏肉の甘酢和え
ぽん酢醤油を使えば甘酢が簡単にできます。
材料(2人分)
・鶏もも肉 250g
・なす 2本
・長ねぎ 1/4本
・片栗粉 小さじ1
・塩・こしょう 少々
・ぽん酢醤油 大さじ1.5
・砂糖 小さじ1
・だし汁 50ml
・油 大さじ1
作り方
①なすは乱切りにして水にさらす。鶏肉はひと口大にカットする。
②ボウルにぽん酢醤油、砂糖、だし汁を入れ混ぜ、みじん切りにした長ねぎを加える。
③鶏肉に塩、こしょうを振り、片栗粉をまぶす。
④フライパンに油をひき鶏肉を皮を下にして焼き、カリっとするまで焼いたら裏返し、火が通ったら取り出す。
⑤④のフライパンに水気をふき取ったなすを入れ炒める。 ⑥なすに火が通ったら、鶏肉をフライパンに戻し、②を加え軽く炒める。
※鶏肉を炒めたあとに油が多過ぎる場合は、余分な油をふき取ってからなすを炒めてください。
※さっぱりと食べたい場合は、なすを電子レンジで加熱調理する方法がおすすめです。
大根のさっぱりサラダ
ポン酢やぽん酢醤油はドレッシングとしても活用できます。あっさりと食べられるサラダは、野菜をたくさん摂れるので、献立にさっと一品加えてみてはいかがでしょうか。
材料(2人分)
・大根 1/4本
・ぽん酢醤油 大さじ2
・ごま油 大さじ1
・かつお節 適量
・刻みのり 適量
・大葉 適量
作り方
①大根は千切りにしておく。
②ボウルに①の大根を入れ、ぽん酢醤油とごま油を加え和える。
③②にかつお節と大葉を入れ混ぜる。
④器に大根を盛り付け、刻みのりをのせる。
削りたての香り豊かな削り節をたっぷり使えば、シンプルなサラダもワンランク上に!
お召し上がりいただければ違いを必ず感じて頂けるかと思います。
ご飯やお豆腐に、たっぷりかけてお召し上がりください。
ポン酢の活用法10選
ポン酢やぽん酢醤油はアイデア次第であらゆる料理に応用が可能です。いつもの料理も調味料をぽん酢醤油に変えるだけで、新しい味に出会えるかもしれませんよ。
1.刺身
刺身に醤油ではなくぽん酢醤油をつけて食べます。カツオのたたきをぽん酢醤油で食べるのはよく知られていますが、カツオ以外の魚でも美味しく食べられます。薬味には玉ねぎのスライスや万能ねぎがおすすめです。
2.焼き魚
脂ののった魚の焼き魚には、ぽん酢醤油を使うとさっぱりと食べられます。ぽん酢醤油は大根おろしとも相性がよいので、たっぷりと添えてみてはいかがでしょう。
3.餃子
餃子のタレは、醤油、酢、ラー油で作られることが一般的ですが、醤油と酢のかわりにぽん酢醤油を代用することができます。酢を使うよりも香りがよく、マイルドな味わいになります。
4.唐揚げ
唐揚げに添えるレモンのかわりに、醤油を添加していないポン酢を使う事ができます。ぽん酢醤油と大根おろしを添えるのもおすすめです。
5.冷奴
冷奴はぽん酢醤油を使ってサラダ風にアレンジすると、ボリュームも出ておすすめです。レタスや水菜などの生野菜に、カットした豆腐をのせ、ぽん酢醤油をかけます。トッピングには刻みのりや大葉が合います。
冷奴にぴったりの食べる梅ぽん酢は、さまざまな料理に使える万能調味料!
厳選した国産大豆と国産米麹を使用した醤油もろみに、焼津産かつお節 と北海道産真昆布を練り込みました。更に紀州産梅を加えたぽん酢風調味料です。梅の爽やかな酸味とゴロゴロした大豆の食感が楽しい食べるおかず調味料となっています。お茶漬け、卵かけご飯にはもちろんのこと、そのまま白飯にのせたり、冷奴や大根おろしに混ぜて和風調味料として、また、マヨネーズと和えてディップソースや炒め物など様々な料理にかけて、混ぜてお使い頂けます。
6.煮物
肉がメインの煮物をぽん酢醤油で煮込むと、肉が柔らかく仕上がります。味付けはだし汁にぽん酢醤油を入れるだけ。コクのある煮物が簡単に作れます。
7.炒め物
野菜炒めをはじめとする、炒め物にもぽん酢醤油が便利です。ぽん酢醤油だけで味付けが完成しますが、バターやごま油、にんにくを合わせるのもおすすめです。
8.麺類
冷たい麺に生野菜をたっぷりのせてサラダ風にし、ぽん酢醤油をかけつゆにしたり、焼きうどんの味付けにしたりと、いろいろなアレンジが可能です。
9.浅漬け
カットした野菜をぽん酢醤油に漬けるだけで、浅漬けができあがります。醤油の入っていないポン酢を使ってピクルスを作ることもできます。
10.マヨネーズ
マヨネーズとぽん酢醤油を合わせたものは、ドレッシングや炒め物の味付けなどさまざまな料理に応用でき、使い勝手のよい調味料です。
③ポン酢を使いこなして無駄なく活用
ポン酢はあらゆる使い方に対応した万能調味料です。普段の献立に上手に取り入れれば、使い残してしまうことはありません。ポン酢に含まれる柚子などの香りは、だしと合わせてもとても相性がよいです。当ウェブショップではポン酢と合わせやすい商品を取り揃えていますので、商品カテゴリから検索してみてください。レシピを含む、お客様に役立つ情報も掲載しています。詳細はトップページの一覧からご確認ください。送料無料やクーポンの使用法など、お得な注文方法がページ上に表示されていますので、忘れずにチェックしてください!