自宅にある材料で簡単に作れるかつお節のふりかけ。子供からお年寄りまでみんなが大好きなご飯のお供です。ここでは基本の作り方、人気のアレンジレシピを紹介します。かつお節ふりかけにおすすめの商品も当サイトで購入できます。
目次
ふりかけの起源と歴史
食卓には常にふりかけが欠かせないという家庭は少なくないと思います。ご飯のお供として定番の誰もが大好きなふりかけですが、その起源について知っているという方はあまりいないかもしれませんね。ここではふりかけの発祥について紹介します。
ふりかけの起源
現在食べられているふりかけは、大正時代に考案されたふたつの商品が原型となっています。ひとつは広島県の食品メーカーが、戦時中に海軍から栄養価の高い保存食の開発を依頼され作ったもの。もうひとつは熊本県の薬剤師が日本人のカルシウム不足を懸念し、小魚を手軽にご飯と食べられるようにと作られたものです。それ以前にも鎌倉時代には魚を干して細かくしたものや鰹節をご飯にかけて食べる文化があったことから、日本では古くからご飯にトッピングをして楽しまれていたことがわかりますね。
ふりかけの軌跡
大正時代に作られたふりかけの元祖と言われる商品は、小魚を粉末状にして胡麻や海苔を加え醤油で味付けしたものでした。それが人気となり、各メーカーからごはんにかけて食べる商品が販売されるようになりました。昭和初期に全国的に普及し、ふりかけと呼ぶようになったのもその頃です。
定番ふりかけのレシピ
近年、市販のふりかけは実にバリエーション豊かであらゆる味の商品が販売されています。ですが、小さな子供からお年寄りまで家族みんなで楽しむなら、家庭で添加物を使わずに作れると安心安全ではないでしょうか。ふりかけは家にある材料で簡単に作ることができ、ご飯に振りかけるだけでなく料理の味付けにも使えますので、気軽に作って常備してはいかがでしょう。
かつお節で作るシンプルなふりかけ
少ない材料で手軽に作ることができるかつお節のふりかけです。使い切れずに残ったかつお節の消費にも役立ちます。
材料
かつお節 10g
白ごま 大さじ1
青のり 大さじ1/2
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
作り方
①かつお節はポリ袋などに入れ、手で揉んで細かくしておく。
②フライパンに醤油、砂糖、みりんを入れ、かつお節を加える。
③弱火で焦がさないようにパラパラになるまで炒める。
④白ごまと青のりを加えて混ぜる。
※かつお節は電子レンジで30秒〜1分加熱しておくと細かくしやすいです。
※かつおのだし汁を作った後の削り節の出し殻を使う場合は、最初に出し殻を炒って水分を飛ばしてください。
※保存は蓋付きの容器に入れ冷蔵庫で保存してください。
自家製ふりかけにぴったりの削り節です。香り高い本枯節を使用していますので、ワンランク上のふりかけになります。
お召し上がりいただければ違いを必ず感じて頂けるかと思います。
ご飯やお豆腐に、たっぷりかけてお召し上がりください。
かつお節ふりかけのアレンジレシピ
かつお節だけでも美味しいふりかけができますが、さまざまな食材と合わせたり味付けを変えてアレンジすれば毎日いろいろな味を楽しめます。冷蔵庫にあるものでいろいろな種類のふりかけを作るのもいいですね。
・昆布
だしを取った後の出し殻の昆布を刻んでかつお節と一緒に炒めます。甘めの味付けにすると、つくだ煮のようなふりかけになりご飯が進みます。
・鮭
焼いた塩鮭をほぐしてかつお節などの材料と一緒にフライパンで炒ります。醤油のかわりに味噌を使っても美味しいです。鮭の塩分によって調味料を加減してください。おつまみにもぴったりです。
・ほうれん草
細かく刻んだほうれん草をフライパンで炒め、かつお節、調味料を加えます。ごま油を加えるのもおすすめです。小松菜や大根の葉でも作れます。
・大葉
大葉をパリパリになるまで電子レンジで加熱し、手で揉んで細かくしたら他の材料と混ぜます。醤油のかわりに塩で味付けするのもおすすめです。しらすやちりめんじゃこもよく合います。
堅魚屋こだわりのかつお節と海藻で作った贅沢なふりかけです。食塩を添加していないので好みの味付けにアレンジできます。アイディア次第でいろいろな料理に使えます。
鰹節屋がつくった海宝飯ふりかけ28g (katauoya.com)
当社製造の削り節に国産のあおさ海苔、バラ海苔、刻み海苔、国内製造のとろろ昆布を絶妙なバランスでブレンドした食塩不使用のふりかけです。
ご飯にたっぷりとのせてお好みで醤油をかければ、口の中に磯の香りが広がる、まさに海の幸(宝)の詰まった逸品。
かつお節ふりかけの活用法
かつお節のふりかけはご飯にかけて食べるのはもちろんですが、調味料として料理に使うこともできます。かつお節のうま味を足しながら味付けができるため、普段は顆粒のだしの素を使っているという方にもおすすめです。化学調味料を使わずにだしの風味豊かな料理を手軽に作ることができます。
かつお節ふりかけを使った料理10選
ふりかけはさまざまな料理に調味料やトッピングとして活用することができます。ここでは手軽にすぐ取り入れられるポピュラーなメニューから、ちょっと意外で便利な使い方を紹介します。
・おにぎり
ふりかけを使った定番料理といえばおにぎりでしょう。ご飯に混ぜ込んだり、具として使います。おすすめは小さくカットしたプロセスチーズと一緒に具にしたチーズおかかおにぎりです。
・お茶漬け
かつお節ふりかけはお茶漬けの素として使うこともできます。ごはんにふりかけをかけてお湯をかけるだけで出汁のきいただし茶漬けになります。焼いた鮭やたらこ、海苔など好みでトッピングしてください。
・パスタ
茹でたパスタにまぶしたり、トッピングとしてかつお節のふりかけを使います。しらすやちりめんじゃこ入りのふりかけもよく合います。薬味に大葉や海苔、大根おろしを添えるのがおすすめです。
・お浸し
ほうれん草や白菜などのお浸しにかつお節ふりかけを和えたり、トッピングします。茹でたブロッコリーやキャベツ、スナップエンドウにもよく合います。
・麺類
焼きそばや焼うどんのトッピングのほか、そうめんやそばのつゆに入れて薬味として使います。
・パン
バターを塗ったトーストにふりかけをトッピングします。チーズやマヨネーズとも相性がいいのでサンドイッチにもおすすめです。
・炒め物
ふりかけを炒め物の味付けに使うとそれだけで味が決まります。野菜と肉をマヨネーズで炒めて、かつお節ふりかけで味付けするとコクたっぷりの野菜炒めになります。
・サラダ
サラダにはトッピングやドレッシングとして使うのがおすすめです。大根サラダにはかつお節ふりかけをかけるだけでも美味しく食べられます。油を控えられるためカロリーを気にしている方に最適です。
・揚げ物
唐揚げなどの揚げ物にかつお節ふりかけをまぶしたり、かき揚げや揚げ物の衣に混ぜ込んだりして使います。ふりかけは醤油や砂糖が入っているため、揚げると焦げやすいので注意が必要です。
・餅、団子
かつお節ふりかけはごはんのおかず以外にも餅や団子にまぶして食べる使い方ができます。甘い味付けに飽きたときやいつもの味付けを変えたいときにもおすすめです。市販のみたらし団子にふりかけをトッピングしても美味しいです。
鰹節屋がシンプルな材料で作ったかつお節のふりかけです。化学調味料不使用でかつお節のうまみをダイレクトに味わえます。料理にトッピングするとパリパリした食感がアクセントになります。
醤油や砂糖などできるだけシンプルな原材料で作った素朴で懐かしい鰹節屋のおかかふりかけ。かつおのパリパリ食感にごまのアクセントを加えております
しっとりソフトタイプのおかかふりかけ。かつお節屋が厳選した原材料を使用いたしました。焼津産のかつお節に、国産大豆と小麦を使用した天然醸造醤油で味付けしました。シンプルで、懐かしい味わいです。化学調味料・保存料不使用。
かつお節ふりかけの保存方法
市販のドライタイプのふりかけ、ソフトタイプふりかけ、自家製のふりかけはそれぞれ保存方法が違います。上手に保存して無駄なく使い切りましょう。
・ドライタイプのふりかけ
未開封であれば常温で1年ほど保存が可能なものが多いようです。開封後は袋入りのものはチャックをしっかり閉じて冷蔵庫で保存してください。開封後でも常温で保存が可能な商品もありますが、虫が付いたり湿気の影響を受ける可能性があるため冷蔵庫での保存をおすすめします。一度開封したものは1ヶ月程度で使い切るようにしてください。
・ソフトタイプのふりかけ
ソフトタイプのふりかけは水分が多いためドライタイプに比べ日持ちがしません。賞味期限は未開封のものは常温で6ヶ月前後、開封後は冷蔵庫保存で2週間くらいです。開封して使い切れない場合は冷凍保存すれば1ヶ月程度日持ちがします。
・手作りふりかけ
家庭で手作りしたふりかけは使用する材料や水分量によって日持ちする期間が異なります。水分が多いものは早めに食べ切るようにし、保存する場合は必ず冷蔵庫に入れてください。冷蔵で3〜7日、冷凍保存で1ヶ月以内を目安に使い切ってください。
かつお節ふりかけを常備するメリット
家族みんなが大好きなふりかけは常備しておくといざという時にとても便利です。中でもかつお節はお弁当作りや毎日の料理にうまみたっぷりの調味料として使え、活用法は無限大です。当サイトにもかつお節ふりかけを使ったレシピを掲載していますので、一覧から検索して参考にしてみてください。
また、鰹節屋ならではの自慢のふりかけをお試し頂ける、公式サイト限定、送料無料のセットも販売しています。ぜひトップページでご確認ください。