だしは料理の味をおいしくする万能調味料。素材の種類も多い上、だしパックや顆粒だしなど形状もさまざまでどれを選んだらよいか悩む方も多いはず。この記事では今人気のだしのおすすめ商品や選ぶポイントをご紹介します。
<目次>
・香り高いかつおだし
・まろやかな味の昆布だし
・コクのあるうま味!椎茸だし
・上品な味わいのあごだし
・豊富なうま味の煮干しだし
・洋風料理のベースに野菜だし
・味わい深い合わせだし
・簡単便利なだしパック
・顆粒だしは時短料理に
・濃い出汁をとるならだしせん
・風味が凝縮された液体だし
・本格的なだし
・便利に使える白だし
・無添加
・塩分控えめ
・実際に使用した口コミ
・好みのブランドをネットで見つける
・だしに関する本
・『だしの研究 だしの仕組みを理解して、自在に使いこなすための、調理とサイエンス』
・『家庭料理100のきほん』
・『だしの基本と日本料理』
ここがすごい!だしの栄養
だしがらは再利用がおすすめ!そのワケとは?
やさしいコンソメ味の野菜だしは洋風料理におすすめ
毎日食べたい無添加のだしはお得にまとめ買い
料理上級者も注目の削り節ブレンド料理の決め手
・かつおだしでつくる!鮭とアスパラガスの南蛮漬け
・だしせんでつくる!豚しゃぶと豆腐のサラダ
・だしせんでつくる!梅しそ餃子
・野菜だしでつくる!エビとナスのトマトクリームライス
・昆布だしでつくる!甘酸っぱいピクルス
①和の心!おいしいだしの選び方
出汁は料理のベースとして古くから日本で愛されてきたソウルフードです。料理にうま味をプラスさせるのはもちろん、栄養素もたっぷり。食欲を正常化し、腸内環境を整えるなど健康効果も期待できます。
今回、この記事ではおすすめのだしをさまざまな観点からたっぷりご紹介します。だしの選び方や、だしの種類、おいしいだしの選び方など内容盛りだくさん。ぜひ日々の料理やおもてなし料理にお役立てください。
②だしの基礎知識|そもそもだしって何?
だしとは、素材を煮出して作るうま味たっぷりの汁のこと。和風だしは日本料理や家庭料理には欠かせない存在です。
だし汁には長い歴史があり、起源をたどれば縄文時代まで行きつくといわれています。縄文時代は、貝塚からもわかるようにたくさんの食材を土器で細かくしたり柔らかくしたりして煮たとされています。食材を煮ることでおいしいだしが出ることをわかっていたとされ、だしの概念が生まれていたと考えられています。鎌倉時代の文献でも「ダシ汁」が登場し、かつおぶしなどのさまざまなだし文化が確立したのは江戸時代といわれています。だしは、昔から親しまれてきたことがわかりますよね。
③【だしの選び方ポイント】素材で選ぶ
だしはなんといっても素材のバリエーションが豊富なのが魅力です。かつおだしや昆布だしだけではなくさまざまな種類があります。
・香り高いかつおだし
香り高くやや酸味のあるかつおだしは、日常では最も代表的なだしです。うま味成分は「イノシン酸」。細胞の新陳代謝にかかせない亜鉛を含むなど栄養もたっぷりです。だしそのままのおいしさもあるので、だしの味がダイレクトに感じられるすまし汁、だし巻たまごなどにもおすすめです。さまざまな料理に合うので、まずはかつおだしをストックして置くことをおすすめします。
・まろやかな味の昆布だし
上品でまろやかな味の昆布だしも、日常でよく使われるだしのひとつ。甘みもあるのでおひたしや煮物に使うと素材の味が引き立ちやさしい味わいになります。うま味成分は「グルタミン酸」です。動物性の食材を使わずにつくる精進料理でも多用されています。かつおだしとともに常備しておきたいだしです。
北海道産真昆布を中心に、焼津製造の鰹荒節、
瀬戸内製造いりこ、香ばしく焼き上げたあご煮干(飛魚)などを加え、
まろやかなだしに仕上げております。
保存料、化学調味料不使用。
・コクのあるうま味!椎茸だし
干し椎茸を戻すときに取るだしを椎茸だしといいます。濃厚でコクのある味わいがするので、味をしっかりつけたい炊き込みごはんや和え物におすすめ。風味が強すぎるので、かつおぶしや昆布との合わせ出汁で使われることが多いです。
・上品な味わいのあごだし
あごだしとは飛び魚から取れるだしのこと。あごを乾燥させてだしにします。雑味が少なく上品で料亭のお出汁のような味わいです。おひたし、鍋物、スープ、パスタなど幅広い料理に使用できます。日常はもちろんおもてなし料理にもおすすめですよ。
・豊富なうま味の煮干しだし
煮干しだしは、みそ汁や煮物などさまざまな料理にコクのある出汁として使用できます。カタクチイワシを干したものが一般的です。おいしいだしを取るには、よい煮干しを見分けることがポイント。きれいな銀色で、お腹が割れていないものを選びましょう。
・洋風料理のベースに!野菜だし
洋風料理のベースには野菜だしがおすすめです。コンソメベースが多く、スープや煮込み料理、お肉料理にも合います。野菜の甘みが素材の味を引き立て、料理がとてもおいしくなりますよ。栄養素も豊富です。
・味わい深い合わせだし
料理をつくる際、どのだしを使ったらよいか悩むときは合わせだしがおすすめです。かつおだしと昆布だしの合わせだしなら、すっきりとした酸味とまろやかな甘みの相乗効果で味わい深い出汁がとれますよ。厳選素材で作られた合わせ出汁が販売されているので、チェックしてみてください。
合わせだしのおすすめ! 堅魚屋 「一番だし 本枯節と昆布のだしパック」
自社で製造した本枯節を厚めに削り、北海道産利尻昆布と合わせました。
鰹節と昆布のみのだしで、それ以外は何も加えておりません。
どこか昔懐かしいホッと落ち着く、芳醇な香りと濃厚なだしを是非ご堪能ください。
④【だしの選び方ポイント】だしパック?顆粒だし?形状で選ぶ
だしは、本格的なだしから、だしパックや顆粒、液体などさまざまな形状が販売されています。使う用途だけではなく、便利さや手軽さも選ぶポイントです。
・簡単便利なだしパック
本格的なだしを取りたいけれど、難しそうだし、時間がかかりそうと思っている方におすすめなのが簡単に使えるだしパックです。取り方は、だしパックを鍋に入れて煮出すだけ。各メーカーによって、素材よって風味が違い、本格的なだしの味わいがします。
かつおだし、昆布だし、野菜だし、合わせだしなどバリエーションも豊富です。
・顆粒だしは時短料理に
顆粒だしは、かつおや昆布などの素材を細かく砕き、粉状にしただしのこと。
お湯に溶かして使えるので、非常に簡単にだし汁をつくれます。計量スプーンで計るタイプや小分けに使えるスティックタイプなど便利に使えるのもメリットです。
・濃い出汁をとるならだしせん
だしせんとは、だし専用のかつお節のことで、かつおの水揚げ量でも有名な焼津市にある鰹節ブランド「堅魚屋」で販売しています。もともとは創業者の妻が、働く従業員のためにふるまっていた料理のだしを製品化したものです。
一般的なかつお節より厚く削られているので、味わい深い濃い出汁を取れるのが特徴です。味噌汁やそば、うどんなどの麺類のつゆ、煮物など濃い味付けの料理に負けないだしの風味を楽しめます。
・風味が凝縮された液体だし
かつおだしや昆布だしなどの液体のだしです。めんつゆと違い調味料などで味付けせず、だしそのものの味わいのみのものを指します。使い方はだし汁と同じでとても簡単です。各メーカーから販売されている液体だしは、合わせだしが多くこだわりのブレンドがされています。
・本格的なだし
プロの味を料理で実践したいのならば、本格的なだしがおすすめです。素材によって手間暇はかかりますが、懐かしく風味豊かなだしがとれますよ。
・便利に使える白だし
白だしとは、だしと薄い色の醤油や調味料を配合して作られたもの。最近、ネットサイトでも白だしを使ったレシピが多く掲載されています。 薄色をしているので、すまし汁など色を付けたくない料理にもよく使用されます。白だしは、はじめから味が整っているので、自分で調味料を入れなくても料亭のようなおいしい味わいになると人気が高いです。うどんやそばのつゆとして利用するのもおすすめですよ。
⑤【だしの選び方ポイント】原材料のこだわりで選ぶ
素材や形状など幅広いだしは各ブランド原材料にもこだわりがあります。無添加や塩分控えめなど健康を考えただしの人気が高まっています。
・無添加
最近、天然素材の原料で製造された保存料や、化学調味料を使っていない無添加のだしが販売されています。無添加とは厚生労働省が認める「食品添加物」に分類されるものがすべて使用されていないものです。健康や環境に配慮しているので、自炊をする方や体に気を使う人におすすめ。とくに無添加だしパックは、原料や製法にこだわりをもって製造されたものが多く、本格的でおいしい出汁が取れると注目されています。
【おすすめの無添加だしパック】
無添加にこだわる方におすすめなのが、焼津市にある鰹節ブランド「堅魚屋」の『一番だし 本枯節と昆布のだしパック』です。
本枯節を厚めに削り、北海道産の利尻昆布のみを合わせただしで、家庭で削ったような昔ながらのだしの風味と上品な味わいを楽しんでいただけます。
こちらの一番だしは、第32回全国水産加工品総合品質審査会において『大日本水産会会長賞』を受賞しています。芳醇な香りと濃厚なだしがくせになると口コミでも評判です。
無添加のだしは、普段の生活に取り入れやすいので試してみてください。
・塩分控えめ
天然素材のみで作られただしは、塩分控えめになります。一方、化学調味料などが配合されただしは、うま味を調整されている傾向があり、塩分は天然素材のみのだしに比べ多めになります。だしは、素材そのものの風味を味わえるので、満足感が得られます。健康に気をつかう方は、食塩を使わずに素材の味を楽しめる塩分控えめだしを選びましょう。
⑥だしの取り方使い分け
だしの取り方は、素材によって、料理の用途によって使い分けすると良いです。ここからは一般的なだしを取る方法や一番だし、二番だしについてご紹介していきます。
・かつおだしの取り方(一番だし)
かつおぶしを入れた水を沸騰させ、かつおぶしがなべ底に沈むまで待ち、布巾などを敷いたざるでこします。
(水1ℓに対しかつおぶし30g)
・昆布だし(一番だし)
固く絞った濡れ布巾で軽く拭いた昆布を、鍋に入った水に入れてつけ置きする。
一時間ほど置いたら、鍋を中火にかけ沸騰直前で火を止め昆布を取り出す。
(水1ℓに対し昆布10~20g)
・合わせだし(一番だし)
固く絞った濡れ布巾で軽く拭いた昆布を、鍋に入った水に入れてつけ置きする。
一時間ほど置いたら、鍋を中火にかけ沸騰直前で火を止め昆布を取り出す。昆布のだし汁の中にかつおぶし20gを入れて2分程置く。
布巾などを敷いたざるでこします。
(水1ℓに対し昆布10~20g、かつおぶし20g)
・二番だし
二番だしとは、一番だしで取った出しがらを使用して煮出して取れるだしのことです。一番だしほどの風味はありませんが、弱火で煮出すことでやさしい味わいのだしになります。味噌汁や煮物などの料理におすすめです。
二番だしは、かつおだしや昆布だしで取れます。二番だしをとる際は、一番だしを取った時の半量の水を目安に煮出しましょう。
・水出しで取るだし
本格的なだしを取りたいけれど、面倒でなかなか腰が上がらないという方におすすめなのが、水出しで取るだしです。かつおぶし、昆布、煮干し、椎茸などお好みの具材を水につけて、冷蔵庫で6時間以上寝かせるだけ。お茶パックや、茶こし付きのポットに材料を入れると使い勝手がいいですよ。とても簡単につくれます。
・レンジで加熱!だしポットで取るだし
お手軽に本格的なだしを取りたい方は、だしポットを使いレンジで加熱するのもおすすめ。だしポットは耐熱容器にこし網がついているのが一般的。ポケット状になったこし網にだしの材料を入れ、耐熱容器に入れた水に浸して、レンジで加熱すればだしが取れます。時短にもなるので便利です。
⑦おいしい出汁を見つける方法
・実際に使用した感想がわかる口コミ
おいしい出汁を見つける方法でおすすめなのが口コミ。口コミは実際に使用した人が投稿するので、だしを買おうか迷ったときに背中を後押ししてくれます。だしの使い方や活用方法などが掲載されていることが多いので、料理の幅も広がりますよ。
口コミ情報は楽天やAmazonのモールやだしのランキングサイト記事から見つけられます。お気に入りのだしを見つけてみましょう。
・好みのブランドをネットで見つける
ネット検索で、だしのブランドを探すのもおすすめ。ブランド公式のホームページからは、厳選した素材や製造方法などの情報が掲載されています。かつおだしや昆布だしの素材やだしパック、顆粒だしなど形状の種類も豊富です。トップページのカテゴリーから検索すれば、お好みのだしを見つけられます。
・だしに関する本
だしの基本や家庭料理のレシピ本は、だし情報の宝庫です。知識を得ることは、だし選びの参考になることでしょう。おすすめのだしに関する本をご紹介します。
・『だしの研究 だしの仕組みを理解して、自在に使いこなすための、調理とサイエンス』
柴田書店(編集)
だしに、ただならぬこだわりを持つ料理人が、だしとそれを活かす料理を紹介しています。化学的なデータをもとにした解説つきで、だしの仕組みを理解できます。美しい写真と共にたくさんのおいしそうな料理が紹介されているので「自宅でも挑戦してみたい」と思える一冊。日本の食文化を学べるのもうれしいです。
・『家庭料理100のきほん』 おいしい健康(編集)
昔ながらの家庭料理の基本のなかの基本を知ることができる一冊。いつも作っているお馴染みの料理を「こうすればさらにおいしくなる」とアドバイスしてくれます。昔ながらの知恵とコツを紹介した本なので、だし選びの参考にもなりますよ。
・『だしの基本と日本料理』 柴田書店(編集)
だしの基礎知識を知るには、こちらの本がおすすめ。基本的なだしの取り方を学べます。だしのうま味や特徴を知ることで、さまざまな料理の幅がひろがりますよ。解説もわかりやすく、初心者にもおすすめです。
⑧ここがすごい!だしの栄養
だしの素材はそれぞれ栄養素が多く詰まっています。かつお節には、ミネラル、ビタミン、アミノ酸などの健康を維持できる栄養素が豊富です。昆布には、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどの体の調子を整えるミネラルや新陳代謝をよくするといわれるヨウ素など栄養たっぷり。
だしの素材である干し椎茸は、ビタミンDやカリウム、食物繊維が豊富です。血圧を下げる効果や便秘を改善できます。干し椎茸には水溶性の食物繊維が含まれるので、だしは栄養を取り込むのにはもってこいですよ。
だしの栄養は体と心を整えてくれ、ダイエットにも効果的といわれています。自然由来の味わいは、塩味を入れなくてもコクがあるので、味覚も安定する効果があるのです。
⑨だしがらは再利用がおすすめ!そのワケは?
かつおぶしや昆布などのだしがらを捨ててしまうのはもったいないです。栄養素が残っている上、味わいも残っているので再利用がおすすめ。コスト面でもメリットがあります。
風味や味は少なく感じるかもしれませんが、だしがらならではのおいしい料理をつくれますよ。ネットのレシピサイトにはだしがらを使ったふりかけや佃煮、ソースなどたくさんの調理法を見れるので、検索してみるのも楽しいはずです。
⑩料理がワンランクアップするおすすめのだし
・かつおの風味際立つ本格的な味わいのだしパックがおすすめ
かつおだしテイストでおすすめなのが、堅魚屋「一番だし 鰹だしパック」です。
製法を変えた2種類の鰹の粗削りをベースに、甘みとコクのある鯖節、香ばしく焼き上げられたあご煮干(飛魚)、利尻昆布、瀬戸内製造いりこなどを加えたこだわりのだしパックです。
すべての素材が厳選され、確かな調合により本格的なだしに仕上がっています。保存料、化学調味料も不使用なので、自然の味わいがするのもポイントです。
製法を変えた2種類の鰹荒節をベースに、
甘味とコクの鯖節、香ばしく焼き上げたあご煮干(飛魚)、利尻昆布、
瀬戸内製造いりこなどを加えて深みのあるだしに仕上げております。
保存料、化学調味料不使用。
・濃厚なだしがおいしさを決める!だしせんパック
堅魚屋「だしせんパック」は、だし専用の厚く削られただし「だしせん」のパック袋タイプです。だしせんは、堅魚屋オリジナル唯一無二の商品。バランスの良いだしの定番かつお節に、甘みのあるさば節やコクが出る宗田かつお節の3種類をブレンドしています。
手軽に濃厚なだしが取れ、味噌汁や煮物、和え物など普段の料理がワンランクアップしますよ。開封後は要冷蔵が必要なので注意してください。
「だし専用削り節」だから「だしせん」です。
「だしせん」のだしパック袋タイプ。
バランスの良いだしの定番かつお節に、甘みのあるさば節、コクが出る宗田かつお節の3種類をブレンドしています。
普段のみそ汁もワンランク上の仕上がりに!
・やさしいコンソメ味の野菜だしは洋風料理におすすめ
「一番だし 野菜だしパック」は、堅魚屋オリジナルやさしいコンソメ味のだしパック。キャベツ、淡路島産玉ねぎ、にんにく、人参に、ローレル、ローズマリー、タイム3種のハーブと白ワイン粉末とこだわりの原料でつくられています。
鰹節などの和風の素材は使用していないため、洋風料理におすすめです。贅沢にだしを詰め込んだだしパック形状なので、本格的においしいだしが取れますよ。スープやパスタなどの洋風料理もおいしく仕上がります。
3種のハーブと白ワイン粉末を使った
優しいコンソメ味のだしパックです。
キャベツ、淡路島産玉ねぎ、にんにく、人参に
ローレル、ローズマリー、タイムを加え、
野菜風味豊かなコンソメに仕上げております。
保存料、化学調味料不使用。
※本品に鰹節は使用しておりません。
・料理上級者も注目の削り節ブレンド料理の決め手
堅魚屋の削り節ブレンド「料理の決め手」は料理上級者にも注目されています。宗田鰹節、取れた鰹節、さば節の3種類の削り節をブレンドすることによって、うま味とコクのある味わい深いだしに仕上がります。鰹の削り節だけでは味わえない濃厚なうま味がありますよ。茄子の煮びたしや切干大根など、味がよくしみこむ料理にはうってつけのだしです。いつもの料理のだしを変えてみると、風味や味わいを楽しめますよ。
旨味とコクのある深い味わいの宗田鰹節、上品な香りとバランスの取れた鰹節、コクや甘味のあるさば節の3種類のふしをブレンド致しました。お味噌汁、麺類、煮物など様々な料理に使える決め手となる削り節です。
⑪おいしいだしレシピ
【かつおだしでつくる】
だしの風味が効いたさわやかでまろやかな南蛮漬け。かつおだしのだしパックですっきりした味わいにもなりますよ。暑い夏にもぴったりです。
<材料>(2人分)
・鮭 2切れ
・アスパラガス 2切れ
・玉ねぎ 1/2個(100g)
・だしパック 1袋
・水 400ml
・揚げ油 適量
・片栗粉 適量
・食塩 適量
【A】
・酢 大さじ2
・砂糖 大さじ4
・薄口醤油 大さじ2
・輪唐辛子 適量
<作り方>
- 玉ねぎは縦に薄切りにし、塩水につけて辛味を抜いて水気をきっておく
- 鍋に【A】の材料を入れて強火にかけ、煮立ったら火を止めて玉ねぎを入れる
- 水400㏄にだしパックを入れ沸騰したら弱火にして5分程煮出す。だしと②を合わせ(鮭の塩分を考慮して)塩で味を整え漬け汁にしておく
- 鮭は食べやすい大きさに切り、小麦粉を薄くまぶし、アスパラガスは斜めに4等分に切る
- 揚げ油を180℃に熱し、鮭をからりと揚げ、アスパラガスはサッと素揚げする
- 漬け汁に揚げた鮭、アスパラガスを入れて全体にからめ、5分程置く。好みで冷蔵庫で冷やしてもOK(冷蔵庫で2~3日は持ちます)
※おすすめポイント
だしパックのおいしさが際立つので、調味料は少な目でも味が決まります。冷蔵庫で2~3日は保存できるので、作り置きにもおすすめです。
【だしせんでつくる】
(堅魚屋ショッピングサイトより)
「だしせん」のだしがらをベースにしたドレッシングは、コクがあってくせにある味わい。素材の味が引き立ちます。
<材料>(2人分)
【だしがらの食べる和風ドレッシング】
・だしせんのだしがら 30g
・玉ねぎ(あれば新玉ねぎ) 1/4個
・梅干し(あれば減塩) 1個
★醤油(薄口) 大さじ1と1/2
★オリーブオイル 大さじ1
★酢 大さじ1
★砂糖 小さじ1
【豚しゃぶと豆腐のサラダ】
・豚肉(しゃぶしゃぶ用) 190g
・豆腐 1/2丁
・リーフレタス 2枚
・しそ 適量
<作り方>
1. 【だしがらの和風ドレッシング】玉ねぎはみじん切りにて、水にさらし辛味をとっておく
2. だしがらをみじん切りにして、梅干しの種を取る
3. ★とすべての材料をしっかり混ぜ合わせドレッシングを作る
4. 【豚しゃぶと豆腐のサラダ】豚肉はさっと茹で冷ましておく
5. 食べやすい大きさにカットしたリーフレタスと豆腐をお皿に盛り、冷ました豚しゃぶを盛る
6. ドレッシングをたっぷりかける
※おすすめポイント
玉ねぎは食感が残る大きさのみじん切りにすると「だしがら」との相性がよくなります。
(堅魚屋ショッピングサイトより)
だしせんのだしがらで作る和風味の餃子。いつもの料理にマンネリ化してしまっても、だしを使えばバリエーションが広がりますよ。
<材料>(2人分)
・餃子の皮 20枚
・鶏ひき肉 200g
・キャベツ 1枚
・長ネギ 1/2本
・だしがら 20g
・カリカリ梅 大粒3個
・しそ 10枚
・油 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・片栗粉 適量
・つけだれ お好みで
<作り方>
- キャベツをお湯でサッと柔らかくし粗みじんにカットし水気をきる
- 鶏ひき肉をボウルに入れ【A】を入れ味を揉み込む
- そこに下準備しただしがら、カリカリ梅、キャベツ、しそを入れ混ぜ、タネを作り、餃子の皮で包み、薄く片栗粉を敷いたバットに置いていく
- フライパンに油を入れて餃子を並べ、餃子が1/3被る程度の水を入れ中火で3~5分蒸し焼きにする
- 水分がほとんどなくなったらふたを開け、周囲に、ごま油を回しかけて水分を飛ばすようにこんがり焼き、器に盛り、お好みでつけだれを添える
※おすすめポイント
餃子はフライパン用のシリコンホイルを敷いて焼くと失敗せずにこんがり焼けます。
【野菜だしでつくる】
(堅魚屋ショッピングサイトより)
野菜だしでつくる濃厚なトマトクリームライスです。ぷりぷりのエビとナスの相性も抜群!本格的なトマトクリームソースに仕上がります。
<材料>(2人分)
・えび 10匹
・ナス (1~1.5cm輪切り) 1本
・玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
・トマト 大玉1個
・ごはん 2膳
・野菜だしパック 1包
・にんにく(チューブ)2cm
・オリーブオイル 大さじ2
・生クリーム 50ml
・塩コショウ 適量
・パセリ 適量
<作り方>
1.海老は皮をむき背わたを取り、4匹は一口サイズにカットし6匹はトッピング用に置いておく。なすは1-1.5cmの輪切りに、玉ねぎはみじん切りにカットする。トマトは湯むきしてざっくり一口大にカットしておく。
2熱したフライパンにオリーブオイル大さじ1を入れなすとトッピング用の海老を並べて焼く。焼き色がついたら別皿によけておく。
3フライパンを火にかけオリーブオイル大さじ1と玉ねぎ、にんにくを中火で炒める。にんにくの香りがたち玉ねぎが透明になったら、一口サイズにカットした海老とトマトを入れ、トマトを崩しながら炒める。
4.トマトが崩れたら、だしパックの包みを破き中身をそのまま入れ、焼き色を付けて置いた、なすも投入し弱火で3分程煮詰める。
5.④に生クリーム、塩、こしょうを入れ味を整えたら出来上がり。
6.カレーライスの要領でお皿に盛りつけて、トッピング用に残しておいた海老をのせたらパセリをふりかけて完成。
※おすすめポイント
ナスに焼き色をつけると見栄えもよく香ばしくなります。カレーライスの要領で食べてみてください。新感覚のおいしさですよ。
【昆布だしでつくる】
昆布だしでつくる甘酸っぱいピクルス
昆布だしパックでつくる簡単でおいしい野菜のピクルスです。ピクルス液の基本を覚えれば、お好みの野菜を入れてOK。旬の野菜を使うのもおすすめです。
<材料>(3~4人分)
・大根 100g
・みょうが 3本
・パプリカ 2個
・ズッキーニ 1本
・人参 1/2本
・昆布だしパック 2個
・水 600cc
・酢 180cc
・砂糖 60g
・醤油 大さじ4
・塩 小さじ1
<作り方>
- 大根、パプリカ、ズッキーニ、人参は食べやすいサイズに切る。
- 野菜すべてを鍋で茹でる。人参は1分、それ以外は10秒ほどを目安に。
- 水と昆布だしパックでだし汁をつくる
- だし汁が出来たら、昆布だしパックは取り出し、酢、砂糖、醤油、塩を入れ、ひと煮立ちさせればピクルス液が完成
- ピクルス液の粗熱がとれたら保存容器に入れ、茹でた野菜を漬け込む
- 3時間~6時間程漬ければ出来上がり
※おすすめポイント
彩を考えて、パプリカは赤や黄色を選ぶとよいですよ。夜つくって一晩寝かせ、朝ごはんのおかずにもおすすめです。
⑫便利にだしを買う方法
便利にだしを買いたいときは、ネットショップでの購入をおすすめします。各メーカー公式ページでは、こだわりの製法やさまざまなだしを検討しながら選べます。
定期購入をすれば、便利でお得にだしを購入できますよ。家でストックしておくなら、通常より安く買えるまとめ買いもあります。
だしは毎日使用するという方が多いと思います。どのようなだしを買ったらよいか不安なときは、メーカーの問合せフォームから質問してみるのも手。便利にだしを購入しましょう。
⑬だしを活用して料理を楽しむ
だしは、多くの種類があり、うま味はもちろん栄養も豊富なことがわかりました。活用方法もいろいろ。最近ではだしソムリエという資格があるほど、だしの魅力に注目が集まっています。
だしを知ると料理が楽しくなるはずです。
ぜひこの記事を参考にしてお好みのだしを見つけてください。