出汁は長年日本で愛されてきた食材で、ごはんとの相性も抜群!だし入りの炊き込みご飯やおにぎりは、とても美味しいですよね。だしを使ったごはん料理のレシピをご紹介します。炊くだけ、混ぜるだけ!家でいつでも簡単にできる作り方を集めました。時短料理にもおすすめですよ。
<目次>
・かつおだし
・昆布だし
・野菜だし
④時短料理にもおすすめ!出汁を使ったおいしい炊き込みご飯レシピ
・かつお節たっぷりの炊き込みご飯
・だし炊きご飯のおにぎり
・トマトとチーズの洋風炊き込み
①出汁を使うと炊き込みご飯がおいしくなる理由
炊き込みご飯は家庭でも定番のご飯料理。たけのこご飯や鶏肉、野菜の五目ごはん、大根と生姜の炊き込みご飯などバリエーションも豊富です。最近では、洋風炊き込みご飯も人気があります。和食、洋食のおかずとも相性がよく、お子様にも人気。
かつお、昆布などの素材を使って作られた出汁は、うま味成分がたくさんあります。炊き込みご飯は、醤油、みりんなどの調味料で味付けしますが、だしを加えることで独特の風味と香りが加わりますよ。
また、出汁汁はご飯を炊く際に、全体に均等に行きわたります。だしの風味がごはんにしっかり行きわたることで、一粒一粒のごはんがうるおってふっくらと炊き上がりますよ。だしは、具材の味を引き立たせる役割もあるので、炊き込みご飯全体のバランスがよく、コクのある味わいに仕上がります。
出汁を使うことで、炊き込みご飯がワンランクアップします。具材にもこだわって、自分好みの炊き込みご飯を完成させましょう。
②出汁を炊き込みご飯に取り入れることで得られる効果って何?
出汁を炊き込みご飯に取り入れることで得られる効果は、なんといっても香り高く豊かな風味が加わること。みそ汁や煮物なども然り、だしを使うことで味わい深い料理に仕上がります。
また、だしには豊富な栄養素が含まれているのもポイント、かつおには筋肉のエネルギー源でもあるアミノ酸や疲労回復によいといわれるカツオペプチドが含まれます。昆布には体の組織を作り整えるカルシウム、ミネラルやナトリウムなどの栄養素も豊富。だしを使うことで、健やかな体を整える栄養素が補給できるのです。
また、だしは、そのままでも味わい深い調味料なので、醤油や塩などの分量を減らすこともできますよ。
③炊き込みご飯におすすめのだし
だしを使えば、炊き込みご飯がさらにおいしく味わい深くなることがわかりました。炊き込みご飯にはどのような出汁が合うのでしょうか。おすすめのだしの種類をご紹介します。
・かつおだし
かつおだしは、香り高くやや酸味のある味わい。うま味成分はイノシン酸です。だしの味を活かした炊き込みご飯におすすめです。コクのある味わいは、ご飯との相性も抜群。炊き込みごはんだけではなく、チャーハンやおにぎり、ふりかけとしても使えます。
おすすめ!鰹の風味が際立つかつおだしパック 「一番だし かつおだしパック 」
製法を変えた2種類の鰹荒節をベースに、
甘味とコクの鯖節、香ばしく焼き上げたあご煮干(飛魚)、利尻昆布、
瀬戸内製造いりこなどを加えて深みのあるだしに仕上げております。
保存料、化学調味料不使用。
・昆布だし
上品でうま味のある昆布だしは、素材の味を引き立ててくれます。炊き込みご飯に入れると、まろやかでやさしい味わいに。昆布はご飯と一緒に炊くと、つやがでて、ふっくら仕上がります。
おすすめ!上品な香りとうま味の昆布だしパック 「一番だし 昆布だしパック 」
北海道産真昆布を中心に、焼津製造の鰹荒節、
瀬戸内製造いりこ、香ばしく焼き上げたあご煮干(飛魚)などを加え、
まろやかなだしに仕上げております。
保存料、化学調味料不使用。
・野菜だし
野菜だしは、にんじんや玉ねぎなどさまざまな野菜を素材にした、だしです。洋風炊き込みご飯におすすめ。サラダや、スープのベースにも合うので、自宅でストックしておきたい出汁です。
おすすめ!3種のハーブと白ワイン粉末の野菜だしパック 「一番だし 野菜だしパック 」
3種のハーブと白ワイン粉末を使った
優しいコンソメ味のだしパックです。
キャベツ、淡路島産玉ねぎ、にんにく、人参に
ローレル、ローズマリー、タイムを加え、
野菜風味豊かなコンソメに仕上げております。
保存料、化学調味料不使用。
※本品に鰹節は使用しておりません。
④時短料理にもおすすめ!出汁を使ったおいしい炊き込みご飯レシピ
炊き込みご飯は、炊飯器に具材やだし、調味料を入れて炊くだけなので時短料理にもおすすめです。炊飯器で炊いてしまえば、火加減を気にする必要もありません。
だしを使って作るおいしい炊き込みご飯レシピをご紹介します。
・かつお節たっぷりの炊き込みご飯
(堅魚屋ショッピングサイトより)
かつお節から取っただしで作る塩分控えめのあっさり炊き込みご飯。きのことかつお節のだしがらも入れ、出汁づくし!風味が豊かになります。
<材料>(2人分)
・お米 2合
・だし汁(花かつお使用) 400ml
・しめじ 1/2パック
・舞茸 1/2パック
・にんじん 1/2本
・三つ葉 少量
・かつお節のだしがら 適量
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ1
<作り方>
- 米を研いで30分ほど水に浸し、サルに上げて水気を切る
- しめじ、舞茸は食べやすい大きさに手でほぐし、にんじんは細切りに、三つ葉はザク切りにする
- 炊飯器に米と目盛までだし汁とだしがらを入れ、醤油、酒を加えたらしめじ、舞茸、にんじんをのせて炊く
- 炊けたら軽く混ぜてお茶碗によそい、三つ葉を添えてできあがり
※おすすめポイント
だしがらは、少し入れすぎたかも…と思うくらい思い切って入れてみるとよいですよ。かつおの風味がしっかりごはんに乗り、何杯でも食べられます。
このレシピで使ったかつお節はこちら「だしの基本 金印 花かつお」
お味噌汁やおすましなどにおすすめのさっぱりしただし感です。水200CCを加熱したら弱火にして本品を10g入れ、アクを取りながら2~3分煮れば香り高いおだしがとれます。
香りと食感を存分にお楽しみいただけます。
・だし炊きご飯のおにぎり
(堅魚屋ショッピングサイトより)
好みの具材をのせてかわいくアレンジしたおにぎり。簡単なのに本格的なだしが取れるだしパックで炊いたごはんです。ごはん自体もつややかで味わい深いです。
<材料>(米2合分)
・合わせだしパック 2包(一番出汁本枯節と昆布のだしパック)
・米 2合
・水 米2合分
・塩 小さじ1
・お好みの具材 エビ、枝豆、チーズ、コーン、大葉など
<作り方>
- 米を研ぎ、2合分の水とだしパック、塩を入れて炊く
- 炊きあがった米をラップで包み、お好みの具材を混ぜ込んだり、上にのせたりし、一口大の丸に成形すれば完成
※おすすめポイント
だしで炊いたご飯は熱いうちにしっかり握っておくことで、具材をのせても崩れにくいです。
このレシピで使った本格的な合わせだしは こちら「一番だし 本枯節と昆布だしパック」
自社で製造した本枯節を厚めに削り、北海道産利尻昆布と合わせました。
鰹節と昆布のみのだしで、それ以外は何も加えておりません。
どこか昔懐かしいホッと落ち着く、芳醇な香りと濃厚なだしを是非ご堪能ください。
・トマトとチーズの洋風炊き込み
トマトとチーズを具材に、野菜だしで炊く洋風炊き込みご飯です。コンソメ味のだしを使うので、食べやすくお子様にもおすすめです。
<材料>(2人分)
・米 2合
・水 米2合分
・玉ねぎ 1/2
・トマト 1個
・白ワイン 大さじ2
・野菜だしパック 1包
・バター 20g
・とろけるチーズ 2枚
<作り方>
- 米を研いで30分ほど水に浸し、サルに上げて水気を切る
- 玉ねぎはみじん切り、トマトは芯をくり抜いておく
- お米を炊飯器に入れ、分量の水、トマト、玉ねぎ、白ワイン、バター、野菜だしパックを入れて炊く
- 炊き上がったら、ご飯全体を混ぜて器に盛り、スライスチーズを上からのせれば完成
※おすすめポイント
白ワインと合わせて水の分量を2合分に調整してください。
⑤出汁を使った炊き込みご飯を作るときに気をつけるポイント
炊き込みご飯は、だしや調味料、具材で水分量が増えてしまいます。その分、水っぽい食感になってしまうこともあるので、水の分量は丁寧に調整しましょう。炊飯器には、調味料を先に入れてから水を入れることで調整しやすくなりますよ。
炊き込みご飯は、炊飯器に入れたままで保存をすると、変色しやすくなります。冷凍保存がおすすめです。熱いうちに小分けにしてラップに包み、冷めてから冷凍します。
⑥だしを使えば炊き込みご飯がワンランクアップする
だしはご飯との相性はもちろん、具材との相性も抜群です。素材が活かされバランスを整えるので、炊き込みご飯味わい深く、仕上がりがワンランクアップします。
だしといってもどのようなだしを選んだらよいかわからい方もいるでしょう。そのようなときは「だし」というキーワードをインターネット検索してみてください。
だしメーカーのホームページで、だしの情報を得られます。だしメーカーのこだわりや、定番だし、人気ランキングやカテゴリ一覧からさまざまなだしの種類を見ることができるので、お気に入りが見つかるはずです。
ぜひ参考に炊き込みご飯を作ってみてくださいね。