栄養がある出汁を手間暇かけず簡単に用意できるだしパックを紹介します。和食を支えている出汁に注目!かつおと昆布で生活を豊かに。手間をかけずにワンランク上の味で健康に。お店レベルのだしを自宅のキッチンでもっと身近に!
目次
④【かつお節】専店がこだわった【合わせだし】が3~5分で!?
①合わせ出汁を使うメリット3選
心と身体を健康にする出汁がもたらす効果をご紹介します。
合わせだしは江戸前期になってから文献に登場するようになりました。
鰹節のうまみと、昆布のうまみの2つを合わせることで、だしのうまみが増すということが理解されるようになり、だしの文化はさらに広がっていったと考えられます。日本食というブランドを支えている出汁を見ていきましょう!
かつお節に含まれるイノシン酸と、昆布に含まれるグルタミン酸を合わせることでうま味の相乗効果が生まれ、飛躍的に強いうま味のだしになります。
スタッフおすすめ!喜ばれる【だしパック】をぜひ!
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身体にやさしく心を落ち着かせる効果がある
合わせだしの原料であるかつお節や昆布は、ともにリラックス効果があるため、心を落ち着かせることができます。
また、かつお節に含まれるたんぱく質や昆布のグルタミン酸など、だしには身体づくりに欠かせない栄養素も豊富です。
だしを使えば、おいしいだけでなく、身体にもやさしい料理を作ることができるのです。
おいしく減塩できる
だしをしっかり効かせることで、料理にはうま味が加わります。だしのうま味は塩味を引き立たせるので、塩分を控えめにしてもおいしさを感じることができます。
日本の食塩摂取量は諸外国と比較しても多いのが現状ですが、塩分を減らしながら塩の味を感じられるだしの利用は、おいしく減塩するのにうってつけの方法です。
だしに使われているかつおや昆布には、しっかりしたうま味や甘みがあるので、使う調味料が少なくて済みます。
また、合わせだしに含まれるうま味には糖質や脂質にも劣らない満足感があるため、低糖・低脂質のヘルシーな食事でもおいしく食べることができます。
素材の味をまとめられる
料理に使う食材には、それぞれ特有の香りやうま味があるものです。例えば、水だけで鍋や肉じゃがを作っても香りはまとまらず、具材のうま味もぼやけてしまいます。
しかし、だしを使用することで、具材にだしのうま味成分や香りがプラスされ、個性の異なる素材の香りや味がまとまったおいしい料理を作ることができます。
だしは、鍋やおでん、煮物のように素材が多くなる料理にも最適な調味料なのです。
②こんぶ出汁の効果
昆布は、かつお節とともに代表とされる日本料理のだし素材です。昆布だしは上品で控えめなうま味を持ち、アミノ酸の一つである“グルタミン酸”が主なうま味成分です。
そんな昆布から取る昆布だしは、上品で控えめなうま味が特徴で、精進料理など野菜を使った料理に合います。アミノ酸の1種である「グルタミン酸」が主なうま味成分で、動物性のイノシン酸とは相性がよく、うま味の相乗効果が期待できます。
③かつお出汁の効果
かつお節は日本人のソウルフードともいわれ、かつお節から取れるかつおだしは和食のだしのベースです。かつおだしは豊かな風味とうま味を持ち、核酸系の“イノシン酸”が主なうま味成分で上品ながら豊かな風味とうま味を感じられ、和食のベースとなります。
かつお節の消費量が全国1位の沖縄県那覇市は、総務省統計局の調査によると全国平均の約6倍もの購入数量を誇り(※1)、スーパーには多くのかつお節が並んでいます。沖縄県が長寿の県として知られる理由には、だしをたくさん使い塩分を控えた食生活が関係していると考えられています。
※1 参考:総務省統計局ホームページ
④合わせだしをつくるための20分が3~5分の時短になる!?
こだわりぬいた素材だけを使用しただしパック。通常昆布とかつおから出汁を取ると20分かかりますが、だしパックにより3~5分の時短になります。 1,300年の歴史を持つ、かつお節の生産地の静岡焼津で職人が手間をかけてつくった【かつお節】と北海道の利尻【昆布】を用いて作った【だしパック】をぜひ美味しい料理にお役立てください。
日本人の健康を支え続けた自然の食品をぜひお試しください。2022年から健康を意識したいかた必見です!!!
⑤料理・レシピ
このように合わせだしは、素材の持ち味を生かしたい幅広い料理に使えるので習得しておきたいだしです。
1.お味噌汁
2.茶碗蒸し
<材料/二人分>
・卵…2個
・だし汁…350ml
・塩・・・小さじ1/2
・みりん…小さじ1
・しいたけ…適量
・かまぼこ・・・適量
・三つ葉…適量
<レシピ>
①ボウルにだし汁、塩、みりんを入れてよく混ぜ火にかける
②別のボウルに卵を溶きほぐし、冷ました①を少しずつ加えて混ぜ、ざるを通してこす
③耐熱性の器に②を注ぐ
④大きめの鍋を用意し、蓋を布巾で包む。鍋に水を2㎝深さまで注いで③としいたけ、かまぼこを入れ、中火にかける
⑤煮立ったら蓋をし、強火で1~2分間蒸す。
⑥弱火にして、蓋を少しずらしてかけ5~7分間蒸す
⑦蒸しあがったら最後に三つ葉を乗せ完成
3.筍とあさりと菜の花の白味噌煮
食事メニューにお悩みの際のご参考にしてください。
<材料/二人分>
・筍(水煮)…60g
・あさり…200g
・菜の花…1/4束
・白みそ…大さじ1と1/2
・本枯節と昆布のだしパック…1包
・水…250ml
・塩…適量
<レシピ>
①だしパックと水でだしを取り、筍は食べやすい大きさに切り、あさりは砂抜きしてしっかり洗う。
②塩を入れたお湯に菜の花を半分に切って茎を先に入れ、その後葉の部分を入れてさっとゆでて取り出しておく。
③鍋にだしと筍とあさりを入れ、あさりを日に入れてから、白みそを溶き入れ、塩で味を整える。
④器に盛り、菜の花を添える。
栄養をだしパックから簡単に抽出!
日常の一品に出汁を加えて、かつおと昆布を取り入れていきましょう!
以上が、だしの歴史や効能のご説明となります。健康のために、少し意識していただき、だしを味わっていただければと思います。